2019年2月5日火曜日

ブラジルで亡くなった日本人の死亡届がされていない!どうする!?

ブラジル在住者の渉外相続の手続きをサポートしている行政書士・ポルトガル語翻訳者の青柳りつ子です。 https://www.officeaoyagi.com/

日本ではもうすぐ、スギ花粉が到来します。。。戦々恐々。。。。

さて、今回は、ブラジルで亡くなった日本人の死亡届がなされていない場合についてです。

渉外相続の手続きに関わっていると、だいぶ前にブラジルで亡くなった日本人が戸籍上では、まだ生存していることがよくあります。

つまり、死亡届がブラジルの日本領事館でされていないのです。

ブラジルでは、外国人もブラジル人と同様に、死亡の事実が登記所(Cartório カルトリオ)で登記されます。

亡くなった人の子どもや家族は、登記所に届け出た時点で手続きが済んだと思い込んでいたり、そもそも亡くなった人が日本国籍者であることを忘れて手続きをしないままにしていることが良くあります。

そうした届出がされていない場合は、何年遅くなってでも死亡届を行ってください!

下記、在サンパウロ日本総領事館のホームページにある案内を転載します。
https://www.sp.br.emb-japan.go.jp/itpr_ja/registro1_jp.html

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Q. 日本人である祖父母、父母の死亡届をしていません。何か不都合は?
A. 死亡している方の死亡事実が戸籍に記載されず、除籍されないため、次のような不都合が起きることが考えられます
(1) 相続の時に、死亡している方が生存していると見られてしまい、相続の手続に支障が生じる。  
(2) 生存する配偶者の再婚の届出ができない。
(3) 死亡している方が生まれた子の父と誤って認定されうる。
(4) 死亡した方が手続きをすべき戸籍国籍の届出など各種手続に関し、死亡した方の子や親族が死亡した方に代わって手続をするには、死亡した方に関する死亡届がされていることが前提となる。

 死亡届の届出期間は3か月ですが、届出そのものに期限はありません。届出の義務が果たされず、戸籍に記載されないことで、子や孫に不都合を引き継がないため、死亡届を忘れずに提出しましょう。
 詳しくは、戸籍国籍班(電話 (11) 3254-0100)までお問い合わせ願います。


Q.日本人がサンパウロで死亡したときは?(死亡届)
A. 死亡届を忘れずに提出しましょう。
 日本人が死亡した場合、同居の親族、同居者、医師、住居の管理者などは、死亡の事実を知った日から3か月以内に、死亡届をする必要があります。また、親族であれば同居していなくても、死亡届を提出することができます。
 死亡届の提出書面は次のとおりです。
(1) 死亡証明書(CERTIDÃO DE ÓBITO)認証付き写し(コピアアウテンチカーダ)2部(1部はコピアアウテンチカーダのコピーで可)
(2) 日本語訳文2部
(3) 死亡届書2部(署名以外の部分はコピーしたもの又はパソコン等により入力・印刷したもので可)
なお、死亡者がブラジル方式の婚姻について婚姻届を提出していない場合は、死亡届の前に婚姻事項を戸籍に記載する必要があります。
詳しくは、戸籍国籍班(電話 (11) 3254-0100)までお問い合わせ願います。----------------------------------------------------------------------------------------

ブラジルの日本領事館で死亡届がなされた場合、日本の戸籍に反映されるには、1~2か月要します。

もし、日本側の親族が直接、役所に死亡届をしたい場合は、ブラジルの死亡証明書(CERTIDÃO DE ÓBITO)と日本語訳を添えて行うことも可能です。

本来、海外で日本人が死亡したときは3か月以内に届け出の義務があります。
ですので、遅延理由を書面で提出することを求められるかもしれません。

ですが、死亡届が出されないことには、相続手続きを正しく進めることができなくなります。

ブラジルが絡む渉外相続のご相談をお受けしています。
アオヤギ行政書士事務所 https://www.officeaoyagi.com/